日本ソーラーサービシズ合同会社(日本におけるSONNEDIXの投資事業運営会社)、大分県における33MW太陽光発電所のプロジェクトファイナンス契約を締結

08 12月 2015

2015年12月8日、日本ソーラーサービシズ合同会社(NSS)は、ING Bankをシニアレンダーとする総額121億円のプロジェクトファイナンス契約を締結いたしました。この融資は、九州の大分県における合計発電容量33メガワット(MW)の大型太陽光発電計画に対するものです。

「今回の融資は、当社にとって日本における最大規模の融資契約締結であり、大きな節目となる。今回の締結を支援してくださったアドバイザーの方々すべてに感謝している。現在、当社では日本における大型太陽光発電パイプライン計画をいくつか進行させており、今後もこのような融資が増えることを願っている」とNSSのマネージング・ディレクターであるOlivier Renonは述べています。

同発電所は、2016年の第一四半期に建設を開始し、2018年から稼働予定です。建設、運営ともにNSSが管理し、設計・調達・建設(EPC)は株式会社LG CNSジャパンが行います。また、同発電所では、LG製の太陽光発電パネルと東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製のインバーターを使用します。

「Sonnedixは、ヨーロッパの太陽光発電事業ポートフォリオにおいてもING Bankに融資協力をいただいており、同様の関係が当社の日本における運営会社であるNSSとING Bankの間で築かれていくのを目の当たりにして、大変喜ばしく思っている」と当プロジェクトの主たる出資者であるSonnedixのプレジデントFranck Constant氏は語っています。

ING BankのUtilities & Infrastructure Asia代表であるErwin Maspolim氏は、次のように述べています。「この大分の太陽光発電所計画がING Bankの国際的な再生可能エネルギー計画への融資ポートフォリオに加わることは、素晴らしいことである。また、外資銀行による日本国内での最も長い融資期間の太陽光発電所計画向けのプロジェクトファイナンスのひとつとして、NSSの支援が出来ることを、特に光栄に思っている。私どもは、日本やその他のアジア諸国における太陽光発電プロジェクトの成長を確信しており、この分野へのさらなる事業拡大を願っている」

以下のアドバイザーが、日本ソーラーサービシズ合同会社およびシニアレンダーにより任命されました。

法務:アンダーソン・毛利・友常法律事務所、外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ、金川国際法律事務所
技術:Vector Cuatro
金融モデルおよび税対策:PwC税理士法人、KPMG税理士法人
保険:エーオンジャパン株式会社

日本ソーラーサービシズ合同会社について:

NSS(https://sonnedix.jp)は、大規模太陽光発電事業のデベロッパー、管理および運営会社で、ソネディックスからの投資を運用しています。ソネディックスは、ソネディックス・グローバル・ホールディングスとIIFソーラー・インベストメントの合弁事業で、IIFソーラー・インベストメントは、JPモルガン・アセット・マネジメントの助言を受けている投資家により所有されています。