ソネディックス、茂木で太陽光発電プロジェクトの商業運転開始

25 9月 2023

世界規模の独立系発電事業者であるソネディックスグループは、日本で太陽光発電事業に取り組むソネディックス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 影山友道、以下、ソネディックス・ジャパン https://www.sonnedix.jp/)を介して、栃木県茂木町で太陽光発電所建設を完工しました。これはソネディックス・ジャパンにとって国内で24か所目の商業運転開始プロジェクトとなり、日本での再生可能エネルギー事業者として、更なる信用を得ることができました。
設備容量16.4メガワットの本件は、初年度に22,230MWhのクリーンエネルギーを生産予定です。これは一般家庭の5000世帯分を超える電力に相当し、これによって年間約11,000トンのCO2排出を削減することができます。

当発電所からの電力は、東京電力パワーグリッド株式会社との長期売電契約(PPA)を通じ20年間に渡り販売されます(2021年10月~)。こうしたPPAはソネディックスの成長戦略の土台であり、再生可能エネルギー利用比率を増やしながらも、電力単価の安定化を図ることができます。

本プロジェクトは、「太陽光発電が地域社会に与える好影響を最大化し、環境への負担を最小化する」、というソネディックスの理念にも合致しています。立地にはゴルフ場跡地を選び、既存のため池と排水システムを利用しました。こうした既存のインフラの再活用で、必要な土木工事量を減らすことができました。

なお当プロジェクトは2021年12月にトリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー株式会社から取得し、2022年1月から大和ハウス工業株式会社によって建設が行われました。この地上設置型発電所には540Wpの単結晶両面発電モジュールと3.2MWの集中型パワコンを起用しています。

  • ソネディックスグループCEO  アクセル・ティーマンのコメント

茂木プロジェクトの商業運転を発表できることを嬉しく思います。日本で24番目のプロジェクトが商業運転を開始したことで、日本における当社の総発電容量は450MWを超えました。これは、日本の再生可能エネルギー市場に対する当社の長期的なコミットメントを示すものです。今後も、太陽光発電の枠を超え、お客様の進化するニーズに合わせてハイブリッドやオーダーメイドのソリューションを提供し、脱炭素化社会への支援を継続します。そして、日本での信頼されるパートナーとしての地位をさらに確立できるよう、引き続き尽力する所存です。

ソネディックス・ジャパンは、ソネディックスグループのパートナーとして、現在国内各所で建設・開発中のプロジェクトを含め、約500MWのポートフォリオを管理しています。