ソネディックス、茂木で太陽光発電プロジェクトの商業運転開始

26 9月 2023

世界規模の独立系発電事業者であるソネディックスグループは、日本で太陽光発電事業に取り組むソネディックス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 影山友道、以下、ソネディックス・ジャパン https://www.sonnedix.jp/)を介して、栃木県茂木町で太陽光発電所建設を完工しました。これはソネディックス・ジャパンにとって国内で24か所目の商業運転開始プロジェクトとなり、日本での再生可能エネルギー事業者として、更なる信用を得ることができました。
設備容量16.4メガワットの本件は、初年度に22,230MWhのクリーンエネルギーを生産予定です。これは一般家庭の5000世帯分を超える電力に相当し、これによって年間約11,000トンのCO2排出を削減することができます。

当発電所からの電力は、東京電力パワーグリッド株式会社との長期売電契約(PPA)を通じ20年間に渡り販売されます(2021年10月~)。こうしたPPAはソネディックスの成長戦略の土台であり、再生可能エネルギー利用比率を増やしながらも、電力単価の安定化を図ることができます。

本プロジェクトは、「太陽光発電が地域社会に与える好影響を最大化し、環境への負担を最小化する」、というソネディックスの理念にも合致しています。立地にはゴルフ場跡地を選び、既存のため池と排水システムを利用しました。こうした既存のインフラの再活用で、不要な土木工事量を減らすことができました。

なお当プロジェクトは2021年12月にトリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー株式会社から取得し、2022年1月から大和ハウス工業株式会社によって建設が行われました。この地上設置型発電所には540Wpの単結晶両面発電モジュールと3.2MWの集中型パワコンを起用しています。

  • ソネディックスグループCEO  アクセル・ティーマンのコメント

茂木プロジェクトの商業運転を発表できることを嬉しく思います。日本で24番目のプロジェクトが商業運転を開始したことで、日本における当社の総発電容量は450MWを超えました。これは、日本の再生可能エネルギー市場に対する当社の長期的なコミットメントを示すものです。今後も、太陽光発電の枠を超え、お客様の進化するニーズに合わせてハイブリッドやオーダーメイドのソリューションを提供し、脱炭素化社会への支援を継続します。そして、日本での信頼されるパートナーとしての地位をさらに確立できるよう、引き続き尽力する所存です。

ソネディックス・ジャパンは、ソネディックスグループのパートナーとして、現在国内各所で建設・開発中のプロジェクトを含め、約500MWのポートフォリオを管理しています。

 

■ ソネディックスについてhttps://www.sonnedix.com

ソネディックスは、10年以上に渡り持続的な成長を続けている国際的な再生可能エネルギー事業者です。ソネディックスは、グリーン電力を適切な価格でお客様に提供し、各事業地において真の企業市民として行動することを理念に、再生可能エネルギープロジェクトを長期的に開発、建設、運営しています。

ソネディックスは現在、チリ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ポーランド、ポルトガル、スペイン、米国、英国において、6.4GW 以上の開発パイプラインを含む9.5GW以上の発電容量を有しています。今後も、再生可能エネルギープロジェクトの買収や開発を通じ、OECD諸国を中心にグローバルに事業を拡大していきます。

■ソネディックス・ジャパン株式会社について https://www.sonnedix.jp

2013年に設立されたソネディックス・ジャパンは、日本のメガソーラープロジェクトの開発、資産管理、運営を行っており、ソネディックス グループが日本で行う投資事業のパートナーです。現在、国内で24か所の稼働中の太陽光発電所を含め、500MW以上の発電容量を有しています。